自然素材を用いたTSデザインの地震に強い治療院兼住居 | 島根県出雲市・松江市の住宅メーカー・工務店おすすめ3選

島根県は地震が比較的少ないですが、2000年以降西部で大きな地震があり、油断は禁物です。施主は治療院としての機能性と快適さを両立させる家を目指し、自然素材と間取りの工夫を取り入れています。広い階段や風と光が入る間取り、木のぬくもりが特徴です。このような設計は自然を感じながら心地よい生活空間を提供しています。

島根の地震リスクは少ない？

島根県は、日本の中でも比較的地震の少ない地域として知られています。しかし、全く地震がないわけではなく、過去には大きな地震が発生したこともあるのです。島根県の地震リスクについて詳しく解説し、特に注意すべき点について紹介します。

◇比較的地震は少なめ

島根県は、地震の発生頻度が比較的少ない地域です。しかし、注意が必要な点もあります。2000年以降、島根県西部で大きな地震が発生したことがあり、油断は禁物です。

特に、半島部では地震だけでなく、土砂崩れや地割れといった二次災害のリスクも高まるため、常に警戒が必要です。地震の少ない地域であっても、適切な防災対策を講じることが重要です。

◇旧耐震基準の住宅は要注意

旧耐震基準の住宅は、特に注意が必要です。旧耐震基準は1981年5月31日以前に建てられた建物に適用されており、それ以降に建てられた建物は新耐震基準に基づいて設計されています。

新耐震基準では、地震時の建物の安全性が大幅に向上しており、旧耐震基準の建物に比べて被害が少ないです。そのため、旧耐震基準の住宅に住んでいる場合は、耐震診断を受け、必要に応じて耐震補強を行うことが推奨されます。

安全な住環境を確保するためには、最新の耐震基準を満たす住宅への住み替えや、現住居の耐震強化が重要です。

島根県の地震リスクは比較的少ないとはいえ、油断せずに適切な防災対策を講じることが大切です。特に、旧耐震基準の住宅に住んでいる場合は、耐震補強を行うことで、地震時の被害を最小限に抑えられます。

快適さと安全を両立する家づくり

施主も2018年の地震を機に家づくりを開始しました。地震リスクへの対策と、快適で機能的な住まいの実現を目指しています。

◇内観にこだわりたい

施主は自宅で鍼灸治療院を開いているため、内装にもこだわりたいと考えています。治療院の内装は、訪れる患者にとっての安心感や信頼感を高める重要な要素です。特に自然素材を使用することで、リラックス効果や健康への配慮をアピールできます。

治療院で人気の高い内装デザインは、温かみのある木材や、落ち着いた色調を使ったシンプルで清潔感のあるスタイルです。これにより、患者がリラックスできる空間を作り出し、治療の効果を高めることが期待できます。

◇幅の広い階段

1階を治療院として使用するため、施主の生活スペースは2階に配置されます。このため、買い物や日常の荷物を持って上がる機会が多くなります。そのため、幅の広い階段を設けることが重要です。幅の広い階段は、荷物を持っての上り下りがしやすく、安全性も高まります。特に、治療院には高齢者や体の不自由な方が訪れることが多いため、幅広の階段は安全性を考慮した設計としても有効です。

また、階段の手すりや滑り止めなどの安全対策を施すことで、さらに安心して利用できる環境を提供します。このように、施主は地震リスクへの対策とともに、治療院としての機能と生活の快適さを両立させるための工夫を取り入れた家づくりを進めているのです。

2つの自然素材で快適性をアップ

施主は、自身の希望の注文住宅を実現するための提案をしてくれたTSデザインへ依頼を決定しました。快適な住環境を作るために、自然素材を活用した家づくりを目指しています。

◇パイン無垢材

パイン無垢材は、自然素材の中でも特に人気のある木材です。その特徴として、温かみのある色合いと柔らかな肌触りが挙げられます。また、パイン無垢材は耐久性が高く、長く使うことで独特の風合いが増し、経年変化を楽しめるのです。

さらに、断熱性にも優れており、冬は暖かく夏は涼しい快適な住環境を提供します。パイン無垢材の床は、足元からの冷えを防ぎ、快適な住まいを実現するための重要な要素です。

◇調湿性に優れた漆喰壁材

島根は高温多湿の気候であり、カビのリスクが高い地域です。TSデザインは、この問題に対応するために調湿効果が期待できる漆喰壁材を使用しています。

漆喰は、自然素材でありながら優れた調湿性能を持ち、室内の湿度を適度に調整してくれるのです。これにより、カビの発生を防ぎ、健康的な住環境を保てます。さらに漆喰の壁は美しい質感を持ち、インテリアとしても魅力的です。自然の風合いを楽しみながら、快適で健康的な住まいの実現が可能です。

TSデザインは、施主の希望に応じた快適な住まいを提供することを使命としています。そのため、自然素材を取り入れた家づくりに力を入れており、パイン無垢材と漆喰壁材の特性を最大限に活かしているのです。これにより、居住環境の質を高め、長く愛される住まいが実現されています。

自然を感じられる気持ちの良い住まい

広い階段を備えたうえで、さらに以下の工夫が取り入れられた住まいは、自然を感じられる快適な空間です。施主の希望を反映し、風と光が取り入れられた間取りと木のぬくもりが感じられる内装が特徴です。

◇風と光が入る間取り

施主の建てた住宅は、キッチンや窓から自然の風と光が入り込む設計となっています。広々とした窓から差し込む光は、部屋全体を明るくし、リラックスできる空間を作り出せるのです。

また、風が通り抜けるように工夫された間取りは、室内の空気を常に新鮮に保ち、快適な環境を提供します。特に、外の景色を楽しみながら料理をしたり、食事をしたりすることができるキッチンは、家族の団らんの場としても最適です。

このような間取りは、日常生活に自然の恵みを取り入れ、心地よい住環境を実現します。

◇木のぬくもりが好評

施主の住まいに使用されているパイン材は、訪れる人々からも好評です。針葉樹であるパイン材は、柔らかな木目と香りが特徴で、ヒーリング効果が期待できます。

自然素材の持つ温かみは、訪れる人々に安心感とリラックス感を与え、特に来院する人々から「木の香りが良い」と高い評価を受けているのです。

木のぬくもりを感じられる内装は、住む人だけでなく、訪れる人にも心地よい空間を提供します。自然素材を活用することで、家全体に温かみと落ち着きをもたらし、健康的で快適な住環境を実現できるのです。

このように、広い階段と共に取り入れられた自然素材の活用と風と光が入り込む間取りは、住まいをより快適で心地よいものにしています。施主の希望を反映した設計により、自然を感じながら暮らせる理想的な住まいを提供しているのです。

島根県は比較的地震が少ない地域であるが、2000年以降に西部で大きな地震が発生した経験があり、地震リスクが完全にないわけではありません。特に半島部では地震や二次災害のリスクが高まるため、常に警戒が必要です。

旧耐震基準の住宅は特に注意が必要で、新耐震基準に準拠する建物の方が安全性が高いです。そのため、旧基準の住宅では耐震診断を受け、補強が必要です。

また、島根県の高温多湿な気候に適した自然素材を活用した家づくりが求められており、漆喰壁材やパイン無垢材が好まれます。これらの素材は調湿性や断熱性に優れ、快適な居住環境を提供します。

また、家の間取りや内装には自然の風と光を取り入れ、木のぬくもりを感じられる空間が重視されています。

施主の希望や治療院としての機能性を考慮しながら、地震リスクに対処し、快適で安全な住まいを実現するための工夫が施されています。