リフォームの依頼先は? 島根で長く住み続けられる注文住宅を建てよう
公開:2024.03.26 更新:2024.03.26
国土交通省の調査によれば、主な理由は家の傷みや汚れで、水回りや外壁、屋根の修繕が15〜20年ごとに必要です。子供の誕生や親との同居などの変化により、増築やバリアフリー設備の導入も必要になります。
リフォームを考える際は、リフォーム会社は迅速な作業が可能ですが、希望が反映されない場合があります。一方、工務店は地域に精通し、自由なプランが可能ですが、工期が長くなることもあります。信頼できる工務店を選ぶことが重要で、地元の工務店はコストパフォーマンスに優れ、高品質なリフォームが期待できます。
目次
リフォームを考え始めるきっかけは?
家は高価な買い物ですが、一度建てたらその後は費用がかからないというものではありません。家の老朽化やライフスタイルの変化などによって、リフォームが必要になることがあります。
家の老朽化
国土交通省が行った令和3年度の「住宅市場動向調査」によると、家をリフォームした理由の中で最も多かったのが、「住宅が傷んだり汚れたりしていた」という回答で、全体の42.5%を占めていました。特にキッチン・トイレなどの水回りや外壁、屋根などは劣化しやすく、新築から15〜20年程度で修繕が必要です。
ライフスタイルの変化
ライフスタイルに変化があった場合にも、リフォームが必要になることがあります。例えば子どもが生まれたり、両親と同居することになったりした場合には部屋を増築する、あるいはバリアフリーを導入する必要性も出てくるかもしれません。
リフォームでは依頼先の選定に悩みがち
リフォームを考える際に、悩むのが「どの会社に依頼するか」ということでしょう。リフォームはリフォーム会社、あるいは工務店が作業を受注しています。それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますので、家の状況やニーズに合わせて選ぶことが大切です。
リフォーム会社
まず、リフォーム会社というのは新築の建築は行わず、リフォームに特化しているのが特徴です。大手リフォーム会社の場合、初めからプランが用意されていますので、あれこれと迷わずに済むのがメリットです。工期も短めで、全国的に一定基準の質をクリアしたリフォームが期待できます。
その反面、細かい希望などはあまり反映されないため、オリジナルなリフォームを考えている人にはやや不向きです。
工務店
リフォーム会社に対して、工務店はリフォームだけではなく、新築の注文住宅も請け負っています。地元工務店であれば地域の気候などにも精通しており、家を長持ちさせるための最適のプランを提供してくれます。リフォーム内容はシステム化されていないため、自由自在にリフォームプランを組めるのも工務店のメリットです。
リフォームはどこに依頼するべき?
リフォームを依頼する際には、今住んでいる家を建てた業者に依頼をするのがベストですが、自社設計が多く、リフォームも請け負っている工務店に依頼するのも悪くありません。
建てた業者に依頼がベスト
老朽化してきた家をリフォームする際には、住んでいる家を建てた会社に依頼をするのが最も一般的です。同じ会社であれば家の構造も熟知していますので、話が早く通じるだけではなく、リフォームに必要な素材なども入手しやすいというメリットがあります。ただし、建てたときのハウスメーカーに見積もりを依頼してしまうと、多少「高いな」と感じても断りきれないことが多い点がデメリットです。
また、ハウスメーカーが新築には力を入れていても、リフォーム部門には対応していないケースもありますので、いくつかの会社に見積もりを依頼したほうがリーズナブルです。
リフォームも請け負う工務店を選ぼう
工務店の中には、リフォームが得意な会社も多く存在します。特に積雪の多い地域などでは、地元工務店であれば気候に合わせたリフォームを行ってくれるというメリットがあります。工務店を選ぶ際には、自社設計・施工の新築注文住宅を数多く取り扱っているかどうかをチェックすることをおすすめします。
工務店はデザインの自由度が高く、大手リフォーム会社よりも安い費用でリフォームできることが多いものです。ただし、工務店はリフォームに要する施工期間が長いので、急を要する場合にはあまり向いていません。オーダーメイドでの設計を行っている工務店は、口コミを重視して選ぶことが大切です。
工務店でスピーディーかつリーズナブルな家づくりを実現
相対的に見て、コスパを重視したいのであれば、工務店にリフォームを依頼するのがおすすめです。地元密着型の工務店であれば、決めの細かいアフターフォローも期待できます。
コスパが良い
地元の工務店は、大手リフォーム会社と比較すると価格がリーズナブルで、コスパがいいという特徴があります。流れ作業でリフォームを行う大手とは異なり、腕利きの職人が揃っている工務店も多いため、高品質なリフォームを期待できます。全国的な宣伝活動も行っていないため、大手リフォーム会社のように宣伝費をリフォーム費用に上乗せされる心配もありません。
信頼のおける工務店は、同じ場所で長年会社を経営しているものです。ですから、会社がいつ設立されたかもチェックして、島根県内で評判のいい工務店を選びましょう。
素早いアフターフォロー
工務店の多くは地域密着型の店舗ですから、土地勘を活かした素早いアフターフォローが受けられるのも工務店のメリットです。困ったときにはすぐに駆けつけてくれることも多く、頼りになれる存在です。
アフターフォローには、引き渡しから3ヶ月、1年などと定期的に実施される「定期点検」の他に「長期保証制度」や電話対応サービスなどが含まれています。長期保証制度とは瑕疵担保責任による保証のことで、工務店では通常よりも保証期間が長く設定されていることがほとんどです。
まとめ
家の老朽化やライフスタイルの変化がリフォームのきっかけとなります。国土交通省の調査によれば、家が傷んだり汚れたりすることが最も一般的な理由で、水回りや外壁、屋根などの劣化が15〜20年で修繕を必要とします。また、子どもの誕生や両親との同居などの変化により、部屋の増築やバリアフリー設備の導入が必要になることもあります。
リフォームを考える際に、依頼先を選ぶことが悩みの種です。リフォーム会社はリフォームに特化し、プランが用意されており迅速な作業が可能ですが、細かい希望が反映されないことがあります。一方、工務店は地域に精通し、新築からリフォームまで幅広いサービスを提供します。自由なリフォームプランが可能ですが、リフォーム会社に比べて工期が長くなることもあります。
リフォームの依頼先には、住んでいる家を建てた業者や自社設計を行う工務店が適しています。建てた業者に依頼すると、家の構造を理解しており素材も入手しやすく、手続きもスムーズですが、見積もりが高めになる場合があります。工務店はリフォームに特化し、地域の気候やニーズに合わせた提案が得意ですが、施工期間が長く、急を要する場合には向かないことがあります。口コミや実績を参考に選ぶことが重要です。
工務店にリフォームを依頼すると、スピーディーかつコストパフォーマンスに優れた家づくりが実現します。地元の工務店は価格がリーズナブルであり、腕利きの職人による高品質なリフォームが期待できます。
また、地域に密着した店舗が多いため、素早いアフターフォローが受けられるのも特徴です。定期点検や長期保証制度など、信頼のおける工務店は瑕疵担保責任による保証を提供しています。地元で評判の良い工務店を選ぶことが重要です。
島根県出雲市・松江市の住宅メーカー・工務店おすすめ3選では、出雲市・松江市における注文住宅建築について、また島根県のおすすめ住宅会社を紹介しております。ぜひ他の記事もご覧ください。
