アフターメンテナンスは必要?実際に建てて後悔した例
2024.03.26![](https://shimane-housebuilder.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/23318290_s.jpg)
注文住宅では内観と外観の劣化が後悔の原因となり得ます。アフターメンテナンスは寿命を延ばす不可欠な要素であり、定期的な点検や修理が必要です。外壁、屋根、クロス、水回り、床などは特に注意が必要で、20年~30年ごとに玄関ドアや窓の交換も検討されます。アフターメンテナンスは住み心地を維持するだけでなく、家の資産価値も向上させます。家は日々の気候条件にさらされ、徐々に劣化していくため、定期的なメンテナンスが重要です。
注文住宅で後悔!劣化が激しい箇所は?
家族の希望を込めて、せっかく建てた注文住宅でも、新築から数年経つと劣化が目立ってくることがあります。特に積雪の多い地域がある島根県で注文住宅を建てる際には、築後のアフターメンテナンスにも気を配ることが大切です。
内観
注文住宅には膨大な建築コストがかかりますが、年月が経つにつれて内観に劣化が見られることも稀ではありません。例えばクッションフロアは、耐水性に優れており、費用をそれほどかけずにフローリングができるというメリットがありますが、劣化しやすいことも否めません。クッションフロアの素材は塩化ビニールがほとんどで、熱によって劣化、変形・変色しやすいというデメリットがあります。
さらに、リビングに憧れの吹き抜けを取り入れると、窓の掃除などに手間がかかり、後悔することになります。電球が切れた場合にも交換に脚立が必要になるなど、長い目でみると吹き抜けにはさまざまなデメリットがあります。
外観
一軒家では、外観の劣化も深刻な問題です。予算にゆとりがなく、外壁にお金をかけられなかった場合には、雨や紫外線などの影響によってシミや汚れが目立ってくることがあります。また、スタイリッシュの片流れ屋根を外観に採用したけれど、水はけが悪くて屋根にコケが生えてしまっているといったトラブルに悩まされている人も少なくありません。
耐久性に優れた光触媒サイディングやタイル、あるいはガルバリウム鋼板などを外壁材に使用しても、経年劣化や汚れを完全に防ぐことはできません。
メンテナンスをしないとどうなる?
家の内部や外壁などを美しく保ち、住みやすい環境を維持するためには、アフターメンテナンスが何よりも重要です。アフターメンテナンスを定期的に行うことによって、マイホームの寿命を長引かせることができます。
メンテナンスをしていないと
家のアフターメンテナンスをしていないと、家の中にカビが発生したり、雨漏りに悩まされたりすることがあります。カビを長期間放置しておけばアレルギーなどの健康被害が起きることもあり、注意が必要です。それだけではなく、家の断熱性能も低下するため、エネルギー効率の悪化によって冷暖房費がかさんでしまうことが考えられます。
定期的にメンテナンスが必要な箇所
一戸建で特にメンテナンスが必要なのは、外壁と屋根、クロス、水回り、そして床です。築年数5年~10年の注文住宅ではクロスの張替えとシーリングの打ち替えが必要ですし、築年数10年~15年になると、水回りのリフォームの他に畳の表替えや給湯器の交換も検討しなければなりません。
築年から15年以上経ったら雨樋を交換したり、フローリングを張り替えたりすることも大切です。また、築年数20年~30年では、玄関ドアや窓の交換も必要になるのが一般的な注文住宅のメンテナンスの目安です。
家の維持にはアフターメンテナンスが有効!
家を住みやすく、快適な状態に保つためには、アフターメンテナンスをすることが重要です。住宅会社では定期的なメンテナンスを実施しており、家の劣化を未然に防ぐための調査を実施しています。
アフターメンテナンスとは
住宅会社によるアフターメンテナンスは、注文住宅を引き渡した後、一定の期間を設けて行われることがほとんどです。アフターメンテナンスのタイミングは住宅の建築を依頼したホームメーカーや工務店によって異なりますので、最初に確認しておくことをおすすめします。
期間・頻度
住宅メーカーのアフターメンテナンスは、3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年など、あらかじめ定められた期間・頻度で実施されます。検査によって雨漏りなどが発見された場合には、どのハウスメーカーでも、引き渡し後10年間は無償での修理に対応しています。
構造耐力上の主要な部分に劣化が見つかった場合にも、ハウスメーカーが無料で修復することが「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で定められています。万が一、家を建てた会社が倒産した場合でも最大2,000万円までの補修費用を受けられることも、住宅瑕疵担保履行法に明記されています。
中には最長保証期間を60年に設定しているハウスメーカーもありますので、家の劣化が気になる場合には、相談してみるのが一番です。長期保証制度は、ハウスメーカーによって保証される期間がまちまちです。さらに、ハウスメーカーの中には「シロアリ保証」を設定しているところもあり、シロアリの被害から大切なマイホームを防ぐことができます。
メンテナンスで住み心地も家の価値も向上
メンテナンスは、家の住み心地を維持するだけではなく、資産価値を向上させる上でも大切なポイントです。
長期的に住み続けられる
家というのは、24時間365日、直射日光や雨風、雪などにさらされており、少しずつ劣化しているものです。定期的なメンテナンスを行わなければ、家の寿命は短くなってしまいますし、ていねいにメンテナンスを実施すれば、家の寿命を伸ばすことができます。
資産価値が高まる
メンテナンスを欠かさず行い、キッチンやトイレなどの水回りを最新設備にリフォームすることによって、家のバリューアップを行い、資産価値を高めることができます。
注文住宅では、内観と外観の劣化が後悔の原因となることがあります。内観では、クッションフロアの劣化や吹き抜けの手入れの手間が挙げられます。外観では、外壁の汚れや水はけの問題が起こることがあります。耐久性のある材料を使っても、経年劣化や汚れを完全に防げないことも考慮すべきです。
定期的なアフターメンテナンスがマイホームの寿命を延ばす上で不可欠です。放置するとカビや雨漏りのリスクが高まり、健康被害やエネルギー効率の悪化も招く可能性があります。特に外壁、屋根、クロス、水回り、床などは定期的なメンテナンスが必要で、築年数に応じて畳の表替えや給湯器の交換なども考慮すべきです。注文住宅の場合、20年~30年ごとに玄関ドアや窓の交換も検討されるべきです。
家の維持にはアフターメンテナンスが不可欠であり、住宅会社は定期的な点検や修理を行っています。アフターメンテナンスのタイミングや頻度は会社によって異なりますが、一般的には引き渡し後3ヶ月から5年ごとに実施されます。構造上の主要部分の劣化や雨漏りなどが発見された場合、法律によって無償で修理されます。最長保証期間は60年のハウスメーカーもあり、シロアリ保証なども提供されています。
定期的なメンテナンスは、住み心地を維持するだけでなく、家の資産価値を向上させる重要な要素です。家は日々の気候条件にさらされ、徐々に劣化していきます。定期的なメンテナンスによって寿命を延ばし、資産価値を高めることができます。特に水回りのリフォームなど、設備のアップデートは効果的です。
島根県出雲市・松江市の住宅メーカー・工務店おすすめ3選では、出雲市・松江市における注文住宅建築について、また島根県のおすすめ住宅会社を紹介しております。ぜひ他の記事もご覧ください。
![島根県出雲市・松江市の住宅メーカー・工務店おすすめ3選](https://shimane-housebuilder.com/wp/wp-content/themes/base_theme/asset/img/banner_bottom.png)